今年度分は、完売致しました。

 最高級砂糖「和三盆」使用。
  「純和三盆ひなあられ」

菓匠宗禅では「本物と呼べるひなあられをお届けしたい」その強き想いにより【和三盆・ひなあられ】が出来上がりました。
町で「ひなあられ」と書かれた多くの品が目につくようになった昨今、それらを見る度、いつしか悲しさを覚えるようになりました。
元来、あられとは餅米のみを主原料に用いた物を指します。
しかし、目に映るひなあられは小麦粉やでんぷん、膨張剤等を混ぜ合わせたあられとはいえない麩菓子のようなものが多く、その上カレーやチョコ、香辛料で味をごまかしたものばかりなのです。
菓匠宗禅では桃の節句として古来より受け継がれてきた文化を彩るひなあられだからこそ本来のひなあられに使われている青、赤、黄、白、黒の五色を用いました。
この五色は瑞色と呼ばれ、平安時代頃より幸福を祈る時に用いるおめでたい色とされてきました。
青は「木」、赤は「火」、黄は「土」、白は「金」、黒は「水」を表し、ひな祭りには、お雛様に五色のひなあられをお供えし、そして可愛い子供にそれらのものが十分に授かるようにとの想いを込めて食されてきたそうなのです。
さらに京菓子に使われる最高級の砂糖【和三盆】を用いてこだわりのひなあられを創り上げました。
しかし、和三盆を用いたあられを完成させるにはとても険しい道のりが待っていました。
まず初めに一番簡単な餅と共に和三盆をつき込む製法を行いました。けれど、和三盆独特の口に溶けるように広がる上品な甘さが残らないのです。
次に焼き上げたあられに秘伝醤油をかけザラメをかけるように和三盆をふりかける製法をとったのです。しかし和三盆はとても細かいパウダー状のため、秘伝たれと混ざり溶けてしまうのです。
幾度にも渡る失敗と研鑚を繰り返し、ようやく新製法をあみだしました。
それは、和三盆をある一定温度により半液化状にし、あられにつけ水分のみを取り除き和三盆を浮き上げさせるという、今まで類の無い製法なのです。
青は「抹茶」、赤は「本物の梅」、黄は「柚子」、白は「きなこニッキ」、黒は「黒ごま」、そして特別にもう一味「和三盆しょうゆ」を加え遂にこだわりの限りを尽くした【和三盆ひなあられ】が完成しました。

一粒に7日〜10日間という長い手間と時間そして情熱をかけて作り上げられた至極のひなあられを、心ゆくまでお楽しみ下さい。