オススメのホラー映画「樹海村」レビュー☆

   

こんにちは!
Healthy and… ヘルシーアンド
店長の山本です。

 

さて、ホラー映画の巨匠「清水崇」が手掛ける【森三部作】の第二弾【樹海村】を鑑賞してきたので、あらすじや見所についてご紹介させていただきます♪
(※コロナ禍ですので、劇場側も感染対策を万全にしておりました。)

森三部作の一作目「犬鳴村(いぬなきむら)」に続き、今回第二作目となる【樹海村(じゅかいむら)】の舞台は、都市伝説の中では、方位磁石などの計器が機能しなくなり、外に出ることが困難なことや自殺で有名な「樹海(じゅかい)」です。

※実際には計器が絶対に狂うというわけではなく、アナログ式のコンパスで森を抜けることが出来たという話もあります。

 

青木ヶ原の樹海とは・・・

富士山麓の北西、標高920 – 1300メートル付近に広がる。面積はおよそ30平方キロメートルである。
貞観6年(864年)に、富士山の北西山麓で大規模な噴火活動(貞観大噴火)が発生した。
流れ出た膨大な量の溶岩は大室山を迂回して流れ、森林地帯を焼き払った末に、北麓にあった広大な湖「せの海」に達し、大半を埋没させた。
針葉樹やミズナラなどの広葉樹の混合林である原始林が形成された。
?周辺には溶岩洞が数多くあり、富岳風穴、鳴沢氷穴、西湖蝙蝠穴はその大きなもので公開されている。

(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)

この映画を鑑賞するまでは、樹海が形成される歴史について調べたいと思うことがなかったと思います。

樹海の歴史を紐解くと、飢饉や貧しさから口減らしのために、身体の一部が欠損した者や高齢で働くことが出来ない者などを山に捨てて犠牲にしたという事実もあるようです。

「樹海村」のタイトルに「村」とあるように、広大に拡がる森林に中に形成された「樹海」の中に神に捧げるという名目のもと、山に捨てられた者たちが集まり形成した集落を「樹海村」と銘打ち、かつて、そこで命が尽きるまで生活をしていたという設定のもと、物語は展開されていきます。

村とはいえ、健常者がいない集落が険しい山の中で存続できるわけもなく、時とともに消滅してしまいます。

しかし、村の住人達の怨念が消えることがなく、ある呪いの「箱」を作り上げたことが時代を超え、人に怨念の連鎖をつないでいくことになるのでした。

新進女優の山田杏奈、山口まゆを軸に、実力派女優の安達祐実、ベテラン女優 原日出子、ベテラン俳優 國村隼人が脇をかため、お笑い芸人「ドランクドラゴン」塚地武雅も出演しており、物語に緊張感を持たせて中だるみすることなく、楽しむことができました。

この作品は、ホラーとしても要素以外にも「家族愛」をしっかりと描いている作品でもあります。
深く悲しい歴史に囚われた森の中を舞台に繰り広げられる家族愛とその怨念が宿る忌まわしき「箱」との戦いの先にある結末はいかに・・・。

コロナ禍ですので、感染対策をとられた上での鑑賞をおすすめします。

また、現状に不安がある場合は後日(約数か月後)ビデオレンタルもされると予想されますので、その際はぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
一味違ったホラー映画です♪