玄武神社(げんぶじんじゃ) | 京西陣 菓匠 宗禅
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玄武神社(げんぶじんじゃ)

2018年7月23日

 京都市北区にある玄武神社。その社名「玄武」の由来は、王城を守る四守護『玄武、青竜、白虎、朱雀』の北の守護神の名に由来します。こちらの玄武神社は、七九四年に遷都された平安京の北の守り神なのです。

 社伝によれば、文徳天皇(もんとくてんのう:第五十五代)の皇子である惟喬親王(これたかしんのう)愛蔵の剣を、元慶年間(八七七年~八八五年)に、親王の末裔で当時この地に住んでいた星野茂光が祀ったのが起こりといわれています。

 また、玄武が亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多いことから、「亀の宮」の愛称でも親しまれています。

 さて、こちらの玄武神社では、毎年四月の第二日曜日に「玄武やすらい花」(国の重要無形民俗文化財)が行われます。この民族芸能は、平安時代の花の精の力による疫神封じ(花鎮め)に由来し、桜や椿で飾られた風流傘を中心に、かねや太鼓、笛等の囃しにあわせて、鬼や小鬼が町を踊り歩く、京都の奇祭の一つとして知られております。

 当店の名物商品でもある紅白亀甲餅も長寿と健康、そして家内安全をご祈祷いただいております玄武神社。京のいにしえからの名所をどうぞご参拝下さいませ。

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