


一粒に十日間かけて創り上げる
献上菓子である
上技物(じょうわざもの)あられ。
千粒の中から、さらに最高の形と
紋様の雄と雌の一粒ずつを選び出し、
店主が金箔を貼り合わせるという最上の品です。
さらに京都清水焼の皿や、加賀塗りの器、
西陣織の巾着、奈良の桐箱などを用い、
日本を代表する祝いの品に仕上げております。
改元のおめでたい時に合わせ、長寿の祝い、
結婚式や金婚式、上棟式などハレ事に
どうぞご利用下さいませ。

古来より日本の伝統菓子として重宝されてきたあられ。
あられは神様に供える神饌物とされてきた餅を、さらに手間を掛けて加工し造り上げます。
『亀』は古来より長寿を表す吉祥のものとして尊ばれ、『黄金』すなわち金も、富や不老不死の象徴として崇められてきました。
黄金の亀は一粒一粒を丹精込めて造り上げた亀のあられ千粒の中から、最高の形と紋様の雄と雌の1粒ずつを選び出し、さらに磨きを掛け金箔を貼り合わせることで完成となります。
お腹の凹んだ亀は雄。お腹の膨れたのは雌。黄金に煌めく食す目出度い亀。
一粒に10日という時間と一子相伝の技により創りだす日本で唯一、山本宗禅しか創ることのできない作品です。

職人の意義が薄れゆく現代において、本物の技を追求し、 より良き文化を後世に継承する
この食す工芸品である『黄金亀』を作る決心をしたのはある職人さんの言葉がきっかけとなりました。
その方の話では、苦労して作品を作り上げても、自分の思うような価格をつけて販売することはできないと言われるのです。時には「そんな高い値段では売れない」とまで言われるそうです。
私どもでは創業時より「職人の意義が薄れいく現代において、本物の技を追求し、より良き文化を後世に継承する」ということを使命として掲げ、日々努めて参りました。
だからこそ、このままでは作家さんたちの思うような作品を作ることができなくなる、またそのことにより日本のもの作りの良さが失われるのではと危惧したのです。

職人の意義が薄れゆく現代において、本物の技を追求し、 より良き文化を後世に継承する
この食す工芸品である『黄金亀』を作る決心をしたのはある職人さんの言葉がきっかけとなりました。
その方の話では、苦労して作品を作り上げても、自分の思うような価格をつけて販売することはできないと言われるのです。時には「そんな高い値段では売れない」とまで言われるそうです。
私どもでは創業時より「職人の意義が薄れいく現代において、本物の技を追求し、より良き文化を後世に継承する」ということを使命として掲げ、日々努めて参りました。
だからこそ、このままでは作家さんたちの思うような作品を作ることができなくなる、またそのことにより日本のもの作りの良さが失われるのではと危惧したのです。

日本の工芸技術と文化を結集させた日本を代表するおもてなし品を作りたい
それならば、作家の方たちに思うような作品を作って頂き、私どもで値切ることなく、自由に価格をつけたものを買わせて頂ければと考えるようになりました。
そしてまた、日本の工芸技術と文化を結集させた日本を代表するおもてなし品を作りたいという強い想いとなっていったのです。

そこでまずは日本の工芸品と一緒に並べても引けを取ることがない商品作り。
そこには、私どもの技の最骨頂とも言える餅を操る上技の技術で作りあげる亀しかないと考えました。
亀のあられは一粒創り上げるのに10日という長い時間をかけ丹精込めて創り上げます。そのできた亀のあられの千粒の以上の中から、最高の形と紋様の雄と雌の1粒ずつを選び出し、さらに磨きを掛け金箔を貼り合わせました。
雄と雌の亀は水分量で作り分け、お腹の膨れたのが雌の亀。この膨らみの違いにより、雄と雌で食感を変えております。そして私どもの、最高傑作といえる作品にまで仕上げました。
さらに10人を越える作家さんや職人さんに協力いただきながら、構想より1年以上かけてようやく【黄金亀】の完成に辿り着きました。

一子相伝といえる技による食す工芸品と十を越える職人の匠の技が織りなす最高峰の作品集
私が本当に作りたかったあられ。
それは食す工芸品であり、一子相伝といえる技、山本宗禅の名を継承するものしか作る事が出来ないあられ。
そしてそれは日本の伝統工芸と十を越える職人の匠の技が織りなす最高峰のおもてなしの作品集。

是非とも新年の祝いや長寿の祝い、結婚式や金婚式、上棟式などのハレ事を皆様と共に祝うことができますれば職人冥利に尽きる次第でございます。