神護寺(じんごじ) | 京西陣 菓匠 宗禅
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神護寺(じんごじ)

2018年7月23日

 神護寺は、京都市街の北西にある高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として有名です。和気清麻呂が八二四年に開基し、弘法大使空海が十数年住持したこともあり、 伝教大師最澄が法華経の講義をしたこともあったそうです。平安時代末期には一時衰退していましたが、文覚上人が後白河法皇や源頼朝の助力を得て寺を復興させました。

 広い境内には、重要文化財である大師堂、本瓦葺きの金堂、毘沙門堂、和気公霊廟など多くの伽藍が配置されております。

 この他にも、さまざまなイベントが用意されており、堀川会場(堀川今出川~堀川二条の間あたり)では、七夕の夜空に浮かび上がる満天の天の川を、竹を使用したアーチとLEDで再現する「光の天の川」や、堀川を流れる水と、そこを照らし出す光の演出により、京友禅を水面に浮かび上がらせる「光の友禅流し」が催されます。

 また、神護寺は大変多くの寺宝を保有する寺社としても有名です。国宝として歴史の教科書にも掲載されていた伝源頼朝像(新説では足利直義像)、伝平重盛像、伝藤原光能像、 金堂本尊の木造薬師如来立像、多宝塔に安置されている木造五大虚空蔵菩薩坐像、日本三名鐘の1つである一般非公開の梵鐘、その他、金堂に安置されている木造日光菩薩・月光菩薩立像など 重要文化財など実に多くの文化財が保有されています。

 秋には、山門への古びた石段に赤や黄の楓がふりかかり、境内に入ると紅葉の合間にお堂や塔がみえ隠れする大変趣のある神護寺。こらからの季節、特におすすめですので一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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