虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ) | 京西陣 菓匠 宗禅
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虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ)

2018年7月23日

虚空蔵法輪寺は、名勝嵐山の中腹に位置する寺社で、和銅六年(七一三年)、行基が元明天皇の勅願により、五穀豊穣、産業の興隆を祈願する葛井寺(かどのいでら)として建立したことに始まります。 その後、空海の弟子にあたる道昌が、虚空蔵菩薩像を安置し、寺号を法輪寺と称しました。

 この法輪寺は、知恵を授ける合格祈願の神社として、古くから大変有名なお寺です。それは「嵯峨の虚空蔵さん(さがのこくうぞうさん)」として親しまれているご本尊の虚空蔵菩薩様が、 知恵と福徳を授ける仏様であることに由来します。

  江戸時代中頃には、数え年十三歳に成長した男女が、成人の儀礼として厄難を払い、知恵を授けていただけるように法輪寺に参拝しました。これを「十三まいり」といい、毎年京都だけでなく全国から多くの方が、 この十三まいりや合格祈願の参拝に訪れます。

 さて、法輪寺には羊が祀られており、羊が虚空蔵菩薩の使者、化身であるとされており、羊は群れをなして生活することから家族の安泰と平和な日々の象徴とも言われています。

 嵐山を一望できる美しい景色も楽しめる法輪寺。受験生の方はもちろん、ぜひとも足をお運びいただきたいお寺です。

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