六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) | 京西陣 菓匠 宗禅
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六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

2018年7月23日

京都市東山区にあります西国三十三箇所第十七番札所の六波羅蜜寺。六波羅蜜寺の歴史は古く、踊り念仏で知られる空也(くうや)上人が天暦五年(九五一年)に開創されました。当時京都では、疫病が蔓延していたため本尊である十一面観音立像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったそうです。

 さて、お寺の名前でもある六波羅蜜とは何かといいますと、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)のことで、波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることだそうです。

 平安後期になると当時栄華を極めた平清盛公が、この付近に広大な邸館があり、清盛公は六波羅殿と呼ばれておりました。その様な由縁もあり、この六波羅蜜寺には、重要文化財である平清盛坐像が名宝として安置されており、寺内には平清盛公の塚(墓)があります。
平家の隆盛に想いを馳せて、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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