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わらび餅
わらび餅とは、ワラビの茎からできる、でんぷんと水、砂糖から作る和菓子で、きな粉や黒蜜などをまぶし古来より食されてきました。
その歴史は平安時代の醍醐天皇が好んだと伝えられています。
わらび餅はでんぷんの特性上、冷蔵庫で冷やすと白く固くなってしまうため冷やすことはできませんでした。
もちろん、冷凍庫で凍らせることは不可能とされていました。それは無理に冷凍したわらび餅を解凍すると、でんぷんが劣化し、ボソボソした食感となり、モチモチ感が無くなるからです。
しかし、京町家茶房宗禅では、研究と試行錯誤を積み重ね、3年の月日を費やし、初めてわらび餅を冷凍することに成功したのです。
そして京都の暑い夏の日に、冷たいわらび餅を食べることができるようになったのです。
それからさらに研究と試行錯誤を重ねる事数年。
2020年の秋。
冷凍品での販売しかできなかった串わらびは
ついに「常温保存・賞味期限90日」を達成し、
これまでにない画期的なわらび餅として完成しました。
常温品となったことで、
日持ちや持ち運びを気にすることなくお求めいただけるようになり
今では、京都駅で1日1000本の売り上げをマークするほどの人気商品となっております。