京都 西陣本店 床の間の四季
~桃とアルストロメリア~
桃の節句に合わせて「桃」と「アルストロメリア」をアレンジしました。
中国が原産の「桃」ですが、古くから日本にもあり「古事記」の中にも登場します。
イザナギノミコトが鬼女に桃を投げつけてを退散させたということです。
3月3日は「桃の節句」ですが桃には女性らしさを思わせる様々な花言葉があります。
「私はあなたのとりこ」
「気立ての良さ」などです。
また同時に、「邪気を払う不老不死の力」を持つ樹木、果実でもあるとされ、「天下無敵」という花言葉も有しています。
お雛祭りに「桃」を飾るのは、娘に清く美しく賢くそして強く育ってほしいという願いがこめられているのですね。
アルストロメリアは宗禅の床の間でもとてもよく使う花です。花持ちが良いうえ、雰囲気を華やげるにはとても重宝するお花です。
アルストロメリアは色も多彩で花言葉もたくさんあります。
全般的な花言葉は「未来へのあこがれ」「エキゾチック」「持続」。
さらに花の色ごとに「花言葉」があります。
今回アレンジした「白いアルストロメリア」の花言葉は
「凛々しさ」。
ピンク色の可愛らしい「桃」と合わせると、なるほどキリっとした感じでとても素敵です。