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12月について

12月の旧暦について

12月の旧暦での呼び方は、師走(しわす)です。
由来には諸説ありますが、有名な説に、師走の「師」は僧侶であるという説があります。

かつては冬の季節、僧侶を招いて読経などの仏事を行う家が多かったため、お坊さんが東西に忙しく走り回ることとなり、「しがはせる」から「しはす」になったといいます。この説は、平安時代末期に成立した古辞書『色葉字類抄』に「しはす」の注として書かれているのですが、この説をもとに、のちに「師走」の字があてられたと考えられます。また、「師馳せ月」が誤って「師走」になった、という説もあります。

他にも、「年が果てる」ことから「年果つ(としはつ)」といい、それが変化したという説や、四季の果てる月を意味する「しはつ(四極)月」が変化した説、「しおえる、やりとげる」ことを指す「為果つ」が変化した説などがあります。また、奈良時代の書物で12月に「しはす」と読み仮名をふったものがあり、12月をしはすと呼んでいて、のちに字が当てられたともいわれます。

12月の誕生花について

誕生花とは、
生まれた月日にちなんだお花のことです。
誕生花は月ごと・日ごとに決められていて、
どちらも
「正しい誕生花」
というものがありません。
地域や国によって様々、
同じお花でもたくさんの意味を持っています。
今回は、日本の代表的な12月の誕生花 「ポインセチア」をご紹介させていただきます。

ポインセチア

花言葉は「私の心は燃えている」「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「聖なる祈り」「清純」

英名の「Poinsettia(ポインセチア)」は、この花を初めてアメリカに紹介した米国初代メキシコ公使のジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett / 1779~1851)の名前にちなみます。

日本には明治時代に持ち込まれ、「猩々木(ショウジョウボク)」と名づけられました。大酒飲みで赤い顔が特徴である伝説上の動物、猩々(しょうじょう)に似ていることに由来するそうです。

12月の誕生石 「ターコイズ」

誕生石とは、1月から12月まで、それぞれの月にちなんだ石のことです。
自分の生まれ月に割り当てられた石を身に着けることで幸せを招き、災いから身を守ると伝えられてきました。

晴れ渡った青空、またはコマドリの卵の色に例えられる、美しいスカイブルーが特徴の宝石が「ターコイズ」です。和名は「トルコ石」といいます。
とはいえ、実際にはトルコでは採れません。

実はペルシャなどで産出したターコイズを世界へ流通させていたのが、トルコの宝石商人だったからなのです。

石言葉は、「冷静沈着」「強運」「開放」「社交性」

エジプトでは古代より「魔除け」のチカラがあると信じられていて、旅のお守りとしても用いられていたようです。

また日本では結婚3年目は革婚式と呼ばれ、記念としてターコイズを贈るという夫婦も少なくありません。

未来を前向きに変える力があると言われており、二人にとって素晴らしい未来を迎える手助けをしてくれます。

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