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3月について

3月の旧暦での呼び方は、弥生(やよい)です。

弥生の漢字「弥(いや)」は、ますます・いよいよという意味があり、「生(おい)」には、草木が芽吹くことを意味する漢字が使われています。語源としては三月になると少しずつ春が近づき始め、冬の間は縮こまっていたたくさんの花や木草が一斉に成長する月なので「木草(きくさ)弥(いや)生(お)ひ茂る月」が「弥生(やよい)」と詰まって呼ばれるようになったと言われる説が有力です。

3月の誕生花について

誕生花とは、
生まれた月日にちなんだお花のことです。
誕生花は月ごと・日ごとに決められていて、
どちらも「正しい誕生花」というものがありません。
地域や国によって様々、
同じお花でもたくさんの意味を持っています。
今回は、日本の代表的な3月の誕生花 「チューリップ」をご紹介させていただきます。

花言葉は、「思いやり」

チューリップの花言葉の由来としては、オランダのチューリップ物語が有名です。
昔ある村に、とても美しく優しい心を持った女性が住んでいました。
その女性は、3人の騎士からプロポーズをされます。
3人の騎士は、それぞれの家宝である「王冠」「剣」「金塊」を女性に贈り、自らの愛を伝えました。
しかし、女性は1人を選ぶことができずに女神フローラに会いに行き、「どうか私を花の姿に変えて下さい」とお願いしました。
女性の願いを聞き入れた女神フローラは、女性をチューリップの花の姿に変えてあげたのでした。
チューリップの花は「王冠」、葉っぱは「剣」、球根が「金塊」を表しているといわれています。
3人の騎士の愛の告白に対し、だれも傷つけたくないという女性の思いやりが、チューリップの花言葉として残り、語り継がれています。

3月の誕生石はアクアマリン

誕生石とは、1月から12月まで、それぞれの月にちなんだ石のことです。
自分の生まれ月に割り当てられた石を身に着けることで幸せを招き、災いから身を守ると伝えられてきました。

アクアマリンの石言葉は「沈着」・「聡明」・「勇敢」・「富」

アクアマリンの語源はラテン語の「海水」です。古代の船乗りたちには、この宝石が波を落ち着かせ、彼らの海での安全が保たれるのだと言われていました。また、この3月の誕生石は幸せな結婚をもたらすとも考えられていました。
また、アクアマリンは3月の誕生石であるだけでなく、19回目の結婚記念日のプレゼントとしても使用されます。

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