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10月について

10月の旧暦について

10月の旧暦での呼び方は、神無月(神無月)です。
由来には諸説ありますが、一つは6月の水無月という名称が、田んぼに水を引く「水の月」であるとする説と同じ解釈です。神無月の「無・な」は「の」にあたる連体助詞であるとする説が有力で、「神の月」ということになります。
他にも、島根県の出雲地方でだけは、これが「神在月(かみありづき)」になります。
古来より旧暦の10月は日本全国に「お鎮まり」の神様たちが、出雲大社に出向いてひとびとの「しあわせ」のご縁を結ぶ神々の大会議である「神儀(かみはかり)」が開かれます。そのため出雲地方では「神在月」、それ以外の地方では「神無月」となるという説もあります。

10月の誕生花について

誕生花とは、
生まれた月日にちなんだお花のことです。
誕生花は月ごと・日ごとに決められていて、
どちらも
「正しい誕生花」
というものがありません。
地域や国によって様々、
同じお花でもたくさんの意味を持っています。
今回は、日本の代表的な10月の誕生花 「ガーベラ」をご紹介させていただきます。

 

ガーベラ

花言葉は「希望」、「前向き」、「美しさ」

ガーベラは本来は真っ赤な色の花なのですが、品種改良により、色とりどりのガーベラが誕生しました。

ガーベラの花の名前は、発見者であるドイツの植物学者ゲルバー(Gerber)の名前に由来しています。

日本には大正時代の初期に伝わったとされ、「花車(ハナグルマ)」や「大千本槍(オオセンボンヤリ)」などの別名で親しまれました。

また、4月18日は、ガーベラの国産品種第一号が咲いた日だそうで「全国ガーベラ生産者交流会福岡大会実行委員会」がこの日をガーベラ記念日と制定しました。

10月の誕生石 「トルマリン」

誕生石とは、1月から12月まで、それぞれの月にちなんだ石のことです。
自分の生まれ月に割り当てられた石を身に着けることで幸せを招き、災いから身を守ると伝えられてきました。

スリランカのシンハリ族の言葉で「土で出来た小さなもの」を意味する”turmali(トルマリ)”が由来といわれているトルマリン。

とにかく色の種類が豊富なめずらしい石です。赤・青・緑などの単色系だけでなく、二色以上が混在したパーティーカラートルマリンもあり、その多彩さからトルマリンにはすべての色があるといわれているほどです。

 

石言葉は、「希望」「愛情」「安楽」「新しい出逢い」

トルマリンはある条件下において電気を帯びることができる石です。これは地球上の鉱物のなかでも、トルマリンのみが電気を帯びることができる石であり、和名では「電気石」と名付けられています。

ちなみに、トルマリンの特徴である電気に気がついたのは、アムステルダムの宝石商人だそうです。

日なたに置いてあったトルマリンが埃を引き寄せたことから、静電気に気がついたのことで、商人たちは刻みタバコの灰を集めるのにこの宝石を使ったとか。

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