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●【2024お年賀】さすが!という割れるお年賀を贈りませんか
お年賀とは、日頃お世話になっている方のお宅へ
新年のご挨拶に伺う際に添える贈答品のことを言います。
その由来は、新しい年神様をお迎えして祀る際に、
神棚へのお供え物「御歳魂(お年玉)」を、
正月の年始挨拶に訪問する際にお互いの家に持参し、
手渡したことが始まりとされています。
それがいつしか、手土産を持参するという形に変わり、
年始の挨拶回りの手土産を「お年賀」と呼ぶようになりました。
お年賀のご挨拶回りは、厳密にいえば、
正月の3日間に行うことになっていますが、
実際には『松の内』の間に行われればいいようです。
松の内の期間は地域によって違いがあり、
一般的に、関東は1月7日、関西圏は1月15日までとなっています。
それ以降に、ご挨拶にお伺いする場合は、
のしを「寒中お見舞い」にしましょう。
お年賀はお年始のご挨拶という意味合いですので、、
あまり高価のものは相手の方に
かえって気をつかわせることになります。
そのため、お年賀は、
1,000円から高くても5,000円くらいまでの品を
お渡しするのが良いでしょう。
お年賀の「のし紙」は、
紅白5本の蝶結びを使用し、
表書き(水引の上部に書く言葉)は、「御年賀」または「御年始」
と書きます。
また、水引の下部には、
苗字(山本、山田など)や、会社名を名入れします。
訪問日と日時は、元旦や午前中を避け、
午後1時~夕方前までに訪問することがおすすめです。
新年会などがある場合は、その際にお年賀を渡しても構いません。
ただしその場合は、お年賀が相手の荷物にならないよう気を付けましょう。
年始のご挨拶ですので、自分が喪中の場合、
また分かるようでしたら相手方が喪中の場合も
お年賀は避けます。
仕事上のお付き合いでも、同じように相手方が
喪中と分かっていればお年賀は避けるのが良いでしょう。
お年賀にお返しは必要ありませんが、
相手方がお子様連れで訪問して下さった場合は、
「お年玉」を差し上げるのが良いでしょう。
その際も、ハダカで現金を渡すのは良くありません。
お年賀を受け取る可能性がある場合は、
お正月前にポチ袋を用意しておきましょう。
ご親戚やご近所への年始のご挨拶回り場合、
1人暮らしか、ご家族で暮らしているかがありますし、
仕事での年始のご挨拶回りなどは
大勢で分けて食べることが常となります。
それらを考慮して、お年賀の品は、
生ものはできるだけ避け、ある程度日持ちがし、
個包装で分けやすく、あまり重くない品を
選ばれると、相手方にお喜びいただけます。
せっかくの年始のご挨拶ですから、
相手の方にお喜びいただける品をお贈りしたいですね。