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60歳の節目を祝う「還暦」。
還暦とは、干支(えと)が一回りして再び生まれた年の干支にかえることから、 元の暦に戻るという意味から還暦と言われるようになりました。
干支とは、正確には「十干十二支(じっかんじゅうにし)」といい、
「ね、うし、とら・・・」は、支(十二支)の部分で、上に十干(じっかん)が付きます。
十干(じっかん)とは、『甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)』の10種類。
そして、十二支が、『子(ね=ネズミ)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う=ウサギ)・辰(たつ=龍)・巳(み=ヘビ)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い=イノシシ)』の12種類。
この十干と十二支が、「甲子(きのえね)、乙丑(きのとうし)、丙寅(ひのえとら)」というように暦が毎年割り当てられており、一回りするのに60年かかるので、60歳が還暦となるのです。
ちなみに、2021年は「辛丑(かのとうし)」になります。
お父様やお母様、おじいさま、おばあさまなど、近しい間柄の方に還暦のプレゼントをされるに場合は、10,000円以上のものをプレゼントされることが多いようです。
また、お食事会などの還暦のお祝いを家族、親戚で開き、それに添えるプレゼントとして、3,000円~5,000円ほどのプレゼントをされる場合もあります。
親戚や上司・先輩・恩師の方などへの還暦のお祝いも3,000円~5,000円程度が目安です。
還暦にお祝いをいただいた場合、お返しは必要でしょうか。
一般的には、お返しはなくお礼だけで良いようです。
ただ、家族や親せきなどからお祝いをいただいた場合は必要ありませんが、「還暦を祝う会」などを催していただいた場合などは、友人や知人、仕事関係の方にはお返しをされることも多いようです。
その場合は、いただいた品の半返しの2分の1程度の品をお返ししましょう。
還暦では、「生まれ変わる」、「赤ちゃんにかえる」という意味合いから昔は赤いちゃんちゃんこや、
頭巾などを贈ることが多かったのですが、現在の60歳の方は現役で働いておられる方も多く、
若々しいため、これらはふさわしいとは言えなくなってきました。
また、第二の人生の出発を祝う「還暦式」が行われることもあるようです。
その他の賀寿のお祝いでも、お年寄り扱いするような品や不吉なものは避け、
縁起物やこれからの健康や長寿を願う品などが喜ばれるようです。
お父様や、お母様の還暦をお祝いする場合、お孫さんやご親戚の方々と一緒にお食事会を催し、
感謝の気持ちを込めた心ばかりのプレゼントをされるのも、きっとお喜びいただけることでしょう。
一般的な相場として10000円前後が多いようです。
一般的な相場として3000円から5000円程度が目安となります。
京西陣菓匠宗禅では、長寿の象徴でもある「紅白亀甲餅」や「上技物亀あられ」、
宝舟をかたどった幸せを運ぶ日本一小さな「京のぶぶあられ」を味わい深い梅昆布茶に浮かべてお召上がりいただける、
大変おめでたいお品の詰合せをご用意しております。
特に「紅白亀甲餅」は、京都玄武神社にて、長寿と健康、そして家内安全を祈願・ご祈祷いただいた縁起餅です。
また、「還暦」のテーマカラーでもある「赤色」を風呂敷で、「還暦祝い」専用の掛け紙をご用意しております。