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SOUZENメソッド> #1 救援プロジェクト|ph1
製造メーカー救援プロジェクト【第1フェーズ】
事業に悩む経営者の方へ。私の成功例をすべてご紹介します。コロナ禍。売上99%減

[SOUZENメソッド] #1

絆で救え!迫りくる倒産の危機を乗り越えろ!!
製造メーカー救援プロジェクト
【第1フェーズ】

事業に悩む経営者の方へ。私の成功例をすべてご紹介します。コロナ禍。売上99%減
第1回フェーズ

業界の先を見据えた新体制の中で遭遇した新型コロナパンデミック。

【背景】

私は京西陣菓匠宗禅とは別会社となる物流会社のTRYES Net HD株式会社を運営しております。

TRYESという名前には、新しいネットワークに挑戦し続ける(TRYの複数形)と言う想いで名付けました。

それは今後、地元のお菓子店はコンビニや流通メーカーなどの大手との戦いとなり、必ず苦戦する。

代々続く菓子メーカーを守るためには物流コストを下げることが必要だと考え、共同配送できる物流会社が必要だと感じたからです。

京西陣菓匠宗禅では創業より「本物の技・味を追求し、後世により良き文化を継承する」という使命感を持って事業を行ってきました。

ならば、菓子という食文化や伝統を守ってきた老舗メーカーが存続するために力となる事業を行わなければならないという想いがあったのです。

第1回 製造メーカー救援プロジェクト

今後必ず菓子メーカーは人手不足により自社配送に悩むことになる。

また大手との価格競争に巻き込まれ、あらゆるコストの削減に迫られるようになるという危機感が私にはありました。

一般的にお菓子は直営店を除けば百貨店や駅、空港、観光地への販売が主となります、そのためそれぞれのメーカーが自社商品をトラックやバンに積み納品しています。
毎日何台も同じ売り場に各社のトラックが納品に行き交います。

これはとても不効率であり、また排気ガスなど環境面においても良くないことだと考えていました。

第1フェーズ説明イラスト3

そこで色々な菓子メーカーの商品を集め、共同配送を行うと配送費が下がるためメーカーにとってはコスト削減につながる。

また共同配送はメーカーごとに走るトラックの台数も減らすことができるため環境保全にも適しており、未来の子供達にとってもプラスとなる。

そして弊社にとっても物流という今までのコストと考えていたものが、利益を生むことにつながるので全てに良いという考えで立ち上げました。

この物流会社を持つおかげで他社メーカーの販売の動きや市場動向が常に一歩先で分かります。

第1フェーズ説明イラスト2

そして2020年の2月に入ってから商品販売の動きが悪くなり、賞味期限が短い商品を販売する同業メーカーの返品が多くなってきたことをいち早く認識しました。

「これはやばいことになる。必ずうちも同じように売上が落ち返品が生じるようになる。早めに手を打たなければならない

また「すでに春休みに向けて菓子メーカーは製造の準備を始めている。この状況で商品の販売がストップされると必ずメーカーの倉庫には商品在庫で溢れかえり、多くの菓子メーカーは倒産危機に陥る」と危機感を覚えます。

弊社の取り扱う商品は賞味期限が長いものが多いので、この時点ではまだ返品は全くない状況でした。

第1フェーズ説明イラスト4

【その時の私の思考①】

もしも緊急事態宣言が発令された場合、売る場所を失った商品はどのようにして販売したらいいのか?

直営店や百貨店、駅、空港などの実店舗での販売は必ず厳しくなる。それならばネット通販しかない。

しかし自社の商品在庫だけを販売するのでいいのか?

必ず他社メーカーも同じように、売り場所の無くなった商品在庫に苦しむことになるだろう。弊社の使命は「より良き文化を継承する」ことである。 こんな状況だからこそ日本の食文化を形成してきた老舗メーカーを助けなければならない。

またお客様の目線に立つと、あられや煎餅だけよりもいろいろなお菓子の詰め合わせの方が喜ばれるだろう!

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今、物流でお世話になっているメーカーがある。

家訓として代々「(先に)損して、(後で)徳とれ」と教わっている。

今は取引がないメーカーでも、苦しい時こそ助けることができると、後に配送として考えていただけるチャンスかもしれない。

ネット販売をするならば自社商品に限らず、他社商品を集めた「製造メーカー救援セット」を販売しようと決断する。

お客様に購買いただくための動機付けは?

もしも緊急事態宣言が発令されると外出や旅行にいけない人が増える。その時には京都、大阪、神戸の商品が入っていると「旅行に行った気分になれる」という言葉が購入の動機付けになるだろうと仮説を立てる。

また自社だけの商品の販売ではニュースにならないが、「ライバルであったメーカー同士が手を組み、助け合いながらコロナ危機を乗り越えている」というニュースであればマスコミに取り上げてもらえる可能性があると仮説を立てる

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