四季折々の移り変わる京の風情を
12種類のあられにて表現。あなたのお誕生月のお味は?
匠の技と多くの時間を要し織り上げられる綴。
たて糸より太いよこ糸で経糸を包み込むように織り上げるため、帯地は厚くなります。
菓匠 宗禅の「綴」は伝統的な製法により作りあげた少し厚手のあられを綴織のたて糸のように個包装にて一粒一粒包み込みました。
宇治抹茶、南高梅を用いた和三盆とざらめ、京七味、柚子、明太子、黒胡椒、九条ねぎに西京味噌、黒胡麻、秘伝しょうゆ、きな粉、焼海苔。これらこだわりの素材を用いて創りあげた京のあられにて、四季折々に美しく移り変わりゆく京の十二ヶ月を表現致しております。
あなたのお誕生月のあられのお味は何でしょうか?ホームパーティやお誕生会などでぜひお楽しみください。
技と味を極めた彩と美味の12種
【一月】
和三盆京きな粉
~最高級砂糖「和三盆糖」を深々と京に降る雪に~
やさしい和三盆の甘さと、ニッキが利いたきな粉の味わいが口の中で雪のように溶けてゆきます。きな粉好きな方には特におすすめです。
【二月】
和三盆南高梅~雪の中に凛と咲く一輪の梅の花に~
舌のうえに置くとほんのり甘酸っぱさが伝わりそのあとにふわっと和三盆の上品な甘さが広がります。三月のざらめ版との比較も楽しいですよ。
【三月】
南高梅ざらめ~紀州南高梅を美しく咲く紅梅に、
ざらめを白梅に~
醤油あられの表面にまぶしたザラメの食感と味わいが面白く、かみしめるとキュッと梅のエキスがザラメの甘味の中に絞り出されてきます。
【四月】
明太子醤油
~京の街並みにハラハラと舞い散る桜に~
口の中で転がすように味わうとまず秘伝醤油の味わいが広がり、その内側からあふれ出るように明太子の旨味が現れます。旨さがわかる大人向けの味わい。
【五月】
九条ねぎ西京みそ
~京野菜九条ねぎを、いきいきと生える若葉に~
まずは芳醇な西京味噌が意外なほどの味深さを感じさせてくれます。さらにかみ砕くほどに九条ネギの風味がアクセントとなり、ちょっと不思議なあられ感があります。
【六月】
和三盆宇治抹茶
~宇治抹茶を青々と一面に広がる茶畑に~
口元に近づけるだけで爽やかな抹茶の風味が漂います。噛むほどにほんのりとした苦さと甘さが混然一体となって広がり上品な玉露をいただいてるかのようです。
【七月】
京七味
~創業三百五十年の老舗の京七味を燦々と輝く太陽の季節に~
自慢の秘伝醤油にぴりりと辛い京七味が見事なセッションを奏でます。後には穏やかながらも刺激的な七味の余韻が残るのも一興です。ビールやお酒にも。
【八月】
焼のり
~寄せては返すさざ波ときらきらと光る海に~
海苔巻きあられを極めれば、海苔にこだわり、醤油にこだわり、そして餅にこだわることとなります。すべて一級品の味わいがここに集結しています。
【九月】
黒胡椒バター
~秋風にゆられて黄金色に輝く稲穂に~
「これ、あられ?」胡椒が利いたバターの味わいに意図せぬ驚きを感じる中、噛めばたしかにざくざくともち米の味とあられの食感が。「なるほどあられだ」と感心します。
【十月】
和三盆黒ごま~木枯らし吹く季節、茶の湯の炉に~
黒ゴマと和三盆の相性の良さを感じる京の和菓子らしい逸品。噛むとゴマそのものをかみしめているかのような深い味わいと食感が楽しめます。
【十一月】
秘伝醤油~京の都を色鮮やかに彩る紅葉に~
菓匠宗禅の秘伝醤油だけを使った、まさに「宗禅の味」。その年一番の選りすぐったもち米で10日間の行程を経て生まれる本物のあられの原点をご堪能ください。
【十二月】
和三盆柚子
~寒さ厳しい冬至の頃、たくましく実る柚子に~
餅の白焼きに柚子の柑橘系風味と和三盆の甘味がバランスよく溶け合ったお洒落な美味しさ。創意の中に京都の和菓子らしさが薫る上品なひと品です。
店主の逸品づくり物語
「宗禅の新製法」で初めて和三盆をあられに使えるようになりました
京菓子に使われる最高級の砂糖【和三盆】を用いたあられ。その開発は困難の連続でした。
まず初めに一番簡単な餅と共に和三盆をつき込む製法を行いました。けれど、和三盆独特の口に溶けるように広がる上品な甘さが残らないのです。
次に焼き上げたあられに秘伝醤油をかけザラメをかけるように和三盆をふりかける製法をとったのです。しかし和三盆はとても細かいパウダー状のため、秘伝たれと混ざり溶けてしまいました。
幾度にも渡る失敗と研鑚を繰り返し、ようやく新製法が、和三盆をある一定温度により半液化状にし、あられにつけ水分のみを取り除き和三盆を浮き上げさせるという、今まで類の無い製法でした。
和三盆糖の粉雪のように溶ける上品な甘さをぜひご堪能下さいませ。
「綴」(つづれ)は宗禅の技の集大成
古より「日に寸、五日に寸、十日に寸」と伝えられるほど匠の技と多くの時間を要し織り上げられる綴。
その様に自らを重ね合わせるかのごとく、代々当家にて伝承されてきました製法により、一粒一粒に七日から十日という長い時間と手間を掛け作りあげます。
私どもの理念にある古き良き文化を大切にしながらも、新しいことにも挑戦する。
そのことでまたより良き文化を後世に継承していくのだという考え。
和三盆を浮き上がらせるという新たな製法を生みだし、美しい色合いを表現致しました。
まさに温故知新。私どもの技を寄せ集めました至極の逸品です。
ご贈答用に大変お喜びいただいております。
西陣織を表現した包装紙でお包み致します。
- おのし紙、手提げ袋を
お付け致します。
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ご注文商品をカートに入れる前に、おのし紙の有無と種類、内のし/外のし、名入れ、紙袋の有無をお選びいただけます。
- のしについて