【新発売】「新紙幣記念 かき餅」
令和6年7月3日に40年ぶりの発行となる新紙幣を記念して、宗禅が開発したユニークな新商品です。昨今、洋菓子やチョコレート、グミなどの影響で若者の米菓離れが進む中、「少しでも米菓に興味を持ってもらえたら」との店主の想いにより、伝統的な素焼きのかき餅に可食印刷(フードプリント)を施しました。
新紙幣発行を機に、伝統(昔ながらのかき餅)×革新(新紙幣のフードデザイン)が一体となったこの商品が生まれたことで、さらに日本の本物の菓子文化の継承につながれば幸いです。
米菓の魅力を後世に伝えたい…
『かき餅』は、正月に供えられた鏡餅から由来します。鏡開きの際、鏡餅に刃物を入れて切ることを忌み嫌い、餅を手で欠いた(割った)ことから、手で欠いた餅、『かき餅』と呼ばれるようになりました。
『あられ』は、小さく丸い形状が冬の霰(あられ)に似ていることからその名が付けられました。これらの歴史は非常に古く、紀元前の垂仁天皇の時代に大国主命が「元旦に紅白の餅を祭ることで幸福がもたらされる」と教えられたことから始まったとされています。
「菓匠宗禅がこの古来からのかき餅造りに取り組むことで、多くの方々に食文化や歴史、そしてその魅力を伝え、あられ文化を未来へと継承する一助になれば。」と、店主の山本宗禅は語ります。
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※かき餅にはお味をつけておりませんので最高品質のもち米本来の味と食感がお楽しみいただけます。また、醤油・塩などで味付けしていただきますとさらに風味豊かに美味しくお召し上がりいただけます。
40年ぶりの新紙幣で偉人の肖像画も変更へ。
今回の新紙幣には、日本の偉大な歴史的人物3人が描かれています。
まず、新しい1万円札には日本の近代経済学の父と呼ばれる渋沢栄一が登場します。彼は日本初の銀行を設立し、日本の近代化に多大な貢献をし、数々の企業の設立に携わったことで知られています。1万円札の人物変更は実に40年ぶりとなります。(前回の人物である福沢諭吉の1万円札の発行開始日は1984年)。5千円札には、津田梅子が描かれています。津田梅子は日本初の女子留学生として、女性の教育と社会進出に尽力した先駆者です。そして、新しい千円札の人物は、医学者であり細菌学の権威である北里柴三郎です。彼は日本の医学の発展に大きく寄与し、破傷風治療の開発など数々の功績を残しました。
「誰も取りこぼさない」との想いに共感して、売上金の一部を寄付
※「むすびえ」のロゴ
本商品の売上の一部は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)に届けられます。
むすびえでは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、活動しています。
店主は、「この新紙幣記念かき餅が、むすびえさんへの支援を通して、SDGSの目標である『持続可能な誰もが平等で貧困や飢えのないやさしい社会』の実現に少しでもお役に立てば幸いです。」と話します。