店主の逸品づくり物語…朱珍(しゅちん)
従来私どもでは、商品に使用する器は樹脂製のものを使用しておりました。しかし、「未来ある子供や孫たちのために、少しでも環境に優しい商品を…」という想いを常々抱いておりました。そこで発想を転換し、「食せる器」づくりに挑んだのです。幾度と無く失敗し、完成までは試行錯誤の繰り返しでした。そしてようやく、生地のかたさ、焼き加減、美しさなど、すべてにおいて納得のいく、海老せんべいの小皿が完成しました。吟味した海老のみを使用し、美味しさ、香ばしさも追求しています。樹脂製の器に比べると、破損しやすいというリスクは伴いますが、小さな使命を果たした感がありました。多種多様な朱珍のように、様々な想いを込めた自信の逸品です。